1.1 UL/ANSI規格特許ポリシー - 以下は、ANSI/UL規格におけるULの特許ポリシーです。

1.1.1 UL/ANSI規格における特許の包含 - 技術的理由によって正当であるとみなされる場合、必須特許権の使用を含めた条件において(その使用が当該規格の準拠に必要となる)UL/ANSI規格提案が起案されることは原則的に問題ありません。

1.1.1.1 ULとANSIに対するタイムリーな通知 - 提案の作成者が、提出しようとする提案に関連する特許あるいは特許申請(特許申請が提案の作成者、その所属する組織、またはその他の第三者によるものかどうかにかかわらず)の存在を認識している場合、提案の作成者が、提案には特許権の使用が必要となる場合がある旨をULに通知し(ULはその通知の内容を当該の規格に関するANSIへの提出に含める)、以下の1.1.2-1.1.4の手順が実施されます。その一方において、規格提案に対してコメントするSTPメンバーまたは個人、組織が、必須特許権が提案に包含されていると信じる場合、STPメンバーまたは個人、組織は、その必須特許権の存在の可能性をULに通知しなければなりません。ULはかかる必須特許権に関して調査を行う義務は負いません。ULの唯一の義務は、STPの投票権を持つメンバーに当該の必須特許権について知らしめ、本ポリシーの第1.1.2項に則って特許権者に特許ステートメントを要請することにあります。

1.1.2 特許権者からのステートメント - ULおよびANSIは、特許権者またはその代理で保証を行う権限をもつ当事者から、書面または電子形式で次のいずれかのものを受け取ります。

  1. かかる当事者が発明を保持していないか、保持する意図がない場合に、提案された米国標準規格の準拠に必要とされる特許権の使用における一般的な免責事項、または、
  2. かかる必須特許権の使用許可を、規格の準拠を目的として使用を求める希望者に対して付与することの陳述。ただし、
    • 報酬なしで、明示的に非差別的で、合理的な条件に基づくこととする、もしくは、
    • 明示的に非差別的で、合理的な条件に基づくこととする。

1.1.3 ステートメントの記録 - 特許権者のステートメントの記録は、ULおよびANSIのファイルに収められ、保持される必要があります。

1.1.4 通知 - ULおよびANSIは、特許権者から1.1.2 (2)に設定された保証を受け取り、規格に次のような内容の注記を含めなければなりません。

注記 - この規格への準拠には特許権の対象となる発明の使用を必要とする場合があることに注意してください。

この規格の発行において、当該の特許申請および関連する特許権の正当性に関していかなる立場も取りません。ただし、特許権者は、これらの特許の使用許可の取得を求める希望者に対して合理的で非差別的な条件で使用許可を付与する意思を示すステートメントを提出しています。詳細はULから入手することができます。

1.1.5 特許の識別の責任 - ULおよびANSIは、UL/ANSI規格において使用許可が必要となる場合があるすべての特許を識別する責任、また対象となる特許の法的な正当性または特許請求の範囲に関する調査を遂行する責任は負いません。

UL特許ポリシーの指針については、スタンダーズオペレーションズのランディ・マイヤーズ(Randi.K.Myers@ul.com)にお問い合わせください。

PatentPolicy_V1_2014